防犯対策について
賃貸住宅の防犯対策についてご所有物件で何か対応を実施されたことはありますか?.jpg
これと言って空き巣被害など事件がおきてからの対応が一般的ですが、具体的に何か事前に対応をされているオーナー様は少ないと思われます。空室対策は内装重視のリフォームや設備改修工事など、特に見た目の印象が重要視されがちです。今回は視点を変えた空室対策として、『安心に暮らせる』住環境を提供することについて考えます。『うちの物件は大丈夫。空き巣なんて入った事が無いし、この地域でも聞いたことが無い。』と思っていらっしゃるオーナー様もいるのではないでしょうか?物件を探し、契約する際に防犯対策が講じられていると、入居者が最初に感じとる物件のイメージを良くすることが出来ます。【建物の信頼・信用を確保する】このことは貸す側としては、入居者との信頼関係を構築し入居者保持として最も重要な点です。当社管理物件のオーナー様で入居者の方の生命・財産を守ることは、オーナー業の基本・原点である、ととらえている方もいらっしゃいました。ポイントを以下にまとめてみました。
防犯対策その1 1ドア2ロックへの変更.jpg
従来のシリンダー錠1箇所だけでは、以下のような空き巣の手口で侵入されてしまいます。
空き巣の手口が巧妙化.jpg
空き巣の68.5%は鍵が5分以上開かないと侵入をあきらめる、というデータがあります。1ドア2ロックにすれば、侵入されるまでの時間を稼ぐことができ防犯性も高まります。そこで推奨される防犯対策は【1ドア2ロック】になります。
1ドア2ロック.jpg
そこで当社では推奨しているのが【EDロック】です。デジタル式解錠になっていて、鍵シリンダーが直接見えないので、ピッキング防止対策にもなります。
防犯対策その2 モニターインターホンへの変更.jpg
一人暮らし(特に女性)での不便な点は、訪問販売や新聞の勧誘など第三者の来訪について対応に困っているとの報告があります。
近年調査によると、住宅購入者の89.2%の方がテレビ付きドアホンを取り入れている.jpg
そこで当社で推奨しているのが【ドアモニ】です。取り付けが簡単なので、面倒な配線工事が必要ありません。
【ドアモニ】.jpg
以上の具体的な対策例になりますが、お近くの他物件を見る機会がありましたら、このような点についても確認して、ご自分の物件と比較してみることも必要です。入居者に選ばれる物件・住み続けたい物件にすることが空室対策の基本と考えています。空室対策等でお困りの方は弊社までお気軽にご相談を下さい。
□建物の安心、安全はその意識を持つことから始まります。□安心、安全な住環境を提供することは、建物の信頼、信用を築き上げ、他競合物件との差別化を図れます。
□単身者(特に女性)の場合は、防犯対策を気にされ、物件を決める傾向があります。
□空き巣・盗難の手口は年々巧妙・凶悪化しています。